語学学習の文法は整理のための学び直しに
こんばんは。
タイ語を勉強していて、
「語学学習の文法っていつ勉強するのがいいの」?
ということをふと思いました。
結論から言うと、
「一番最後でよくないですか?」ということです。
僕の語学学習歴をざっと振り返ってみました。
ー中学校時代ー
I am ajarnchai.
He is Jim.
Are you Mike?
などbe動詞から始まり、中学三年生では
I met Tommy who are talking to Mike.
など関係代名詞など
基本的には文法中心のカリキュラムで勉強してきました。
読んで理解する力はつきましたし、
基本的な言葉も覚えました。
学校での定期試験でも平均くらいは取れていたと思います。
このころは、英語に対する自信がありました。
ー高校時代(暗黒時代)-
文法中心シラバスがさらにエスカレート!
「このhave +ppはどんな意味を持つか?
A 完了 B 継続」
心の中で「うーん、どうでもいい」と呟いている自分がいました。
それはそれと割り切って勉強していましたが、
到底平均点も取れず、
僕には語学は向いていないというレッテルを自分に貼ってしまい、
あえなくセンター試験も撃沈。
浪人街道まっしぐらでした。
ー大学時代・希望の光ー
大学で大きな転機が。
それは紛れもない留学生との交流です。
日本語がほとんどできない留学生もいて、
何とか知っている単語をつないで、片言の英語で話していました。
「何とかしてあげよう」という気持ちだけ空回りしていましたが、
それが伝わったようで。ものすごくうれしかったことを覚えています。
それからとにかく単語をつなげて、話し、ミスをし、
話し、ミスをし、を繰り返していました。
ここでまた「おっ、英語話せている気がする」という前向きな気持ちになりました。
―💛タイ語との出会い♡ー
「何!?この絵みたいなくねくねした文字」
「声調?」「文法?」
ハイ、お手上げ!
というのが第一印象でした。
ある土曜日のお昼時
料理さえ注文できない場面に遭遇しました。
めっちゃ腹減ってるのに、飲み物出てくるわ。
辛いのだめなのに、辛いの出てくるわ。
「あかん、これは死活問題だ」ということで、
まずは
料理名だけ正しく発音できるようにし、
値段の聞き取りだけはできるようにしました。
そこから文字を完全にあきらめていた私は
とにかく言葉を繋げて、話し、
伝わっていなさそうだったら、
自分が知っている他の単語で言い換えたりしていました。
大げさに言えば、生きるか死ぬかの経験をしてから、
教科書に帰って、文字を勉強したり、文法を勉強したら
びっくりするほど「すっと」頭に入っていくのがわかりました。
生きるか死ぬかの経験は日本国内ではできませんが、
疑似体験はできると思います。
例えば、
1 自分が話したいことを日本語で書き出してみる。
ある程度まとまった段階でまずは、
2 目標言語でスピーチ。
ビデオをとりながらだと緊張感があり、
あとで口の形が確認できるのでBetter.
2回目にスピーチする前に
3 本当は使いたかった語彙や
言い回しをチェック
4 2回目のスピーチ。
シンプルですが、僕にとって効果的でした。
そして、それも済んだところで教科書の文法です。
「この文法使ったら、もっと簡単に言えたのに。」
気づきが満載。
教科書から入って初めてしまうなんてもったいない。
そんなことを考えながら、少しずつ積み上げていきます。
まとめると、
まずは自分ができる最大限のアウトプットをして、
インプットする(文法を)。
※あくまでも個人的な主観なので、しっかりインプットしてから
アウトプットがいいという方もいます。
上達への道のりは果てしなく続く。。。